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「ネイマラドーナ」

2011/01/19(水)

 現在、カタールでアジアカップが開催されていて、サムライブルー日本代表は予定通り、まずは準々決勝進出を決めた。監督や会長を解任し雰囲気が悪くなった上に、消化試合となってモチベーションが著しく低下したサウジアラビア代表に大勝した日本代表が本当に成長を遂げつつあるのかは、次のカタール戦で少しは明確になることもあると思う。

 ところで、ペルーでは、116日からU-20南米選手権が開幕していて興味深く感じている。CONMEBOL(コンメボル、南米サッカー連盟)加盟の10カ国のU-20代表が参加し、今年、729日から820日までコロンビアにて開催されるFIFA U-20 ワールドカップへの4カ国の出場が決定する。そして、上位2チームは、更に、2012年のロンドン・オリンピックにも出場できる権利を獲得する。参加国それぞれにとって、重要な大会である。

 南米らしく、大会形式が面白い。10チームを2つのグループに分け、5チームの一回戦総当たりのリーグ戦を行う。AB2つに分かれた各グループの上位3チームが、決勝リーグに進出する。そして、決勝リーグも、6チームの一回戦総当たりの形式である。

 1/17、三会場のひとつ、Tacna(タクナ)で行われたセレソン、ブラジル代表がパラグアイに42で勝利した試合は、歴史に残るセンセーショナルなものとなった。ブラジルは二人の選手が退場処分を受けてしまい、増して、Ney Franco(ネイ・フランコ)監督も退席処分を受けてしまった。ところが、数的な劣勢にもかかわらず、Neymar da Silva Santos Junior(ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス・ジュニオール)が、強烈なパフォーマンスで観衆を魅了してしまった。ひとりで、4ゴールを挙げてチームを勝利に導いたのである。PKもあったが、三人のDFをあざ笑うようにボールをキープ、ゴールポストのニヤサイドに右足で、そして、左足でのループと華麗でもあり強さもある見事なゴールを決めた。

 日本人移民が成功を収め、今でも、多くの日系人が様々な分野で躍動しているサンパウロ州のMogi das Cruzes(モジ・ダス・クルーゼス)市で生まれ、来月5日で19才になるネイマールは、既に、フル代表デビューも果たしており得点も挙げている。サントスFCにいつまでいるかは、分からない。イタリアを始めヨーロッパの多くのクラブが虎視眈々と獲得を狙っているからである。

 2014年のブラジル・ワールドカップでは、主役のひとりとなるべき存在である。そのようなネイマールのセンセーショナルなパフォーマンスに、ブラジルのメディアは新しいペレと表現した。そして、ブラジルの永遠のライバル国であるアルゼンチンでは、”Olé(オレ)”Neymaradona(ネイマラドーナ)”の見出しでネイマールの活躍を讃えたのである。212日までの決勝リーグ最終節まで、目が離せなくなってきた。

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