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「背番号14に楽しませてもらった一日」

2012/09/03(月)

 

 830日、グリーンアリーナ神戸で高校生年代のフットサル大会を観戦、その後、帰宅してヤングなでしこのU-20ワールドカップ日韓戦をテレビ観戦した。

 株式会社シックス代表取締役でFootball Japanを運営している本多克己氏から、第一回クラークカップU-18フットサルフェスティバルを開催する話を聞いていて興味を覚えて観戦に出掛けた。本多氏は、十数年に渡りフットサル普及に努めてホンダカップを主催していて、参加選手は10,000人を超えていて全国展開している。しかし、フットサルを楽しむひとが増え続けているものの、ユース年代のフットサル人口が今ひとつ少ないと感じていて、U-18の大会を様々な形。場所で企画、運営している。今回は、そのような思いを抱く人々が集まり、16チームが参加して29日と30日に開催されると聞いていた。

 Fリーグは何試合か観戦したことがあるが、ブラジルで観たことのフットサルと日本のそれとの違いを感じていたので、先入観を持たずに高校生年代のフットサルを観ていた。結果的には4位に終わったエンフレンテ熊本を何気なく観ていて、面白い選手がいるなと感じた。小柄ではあるが、スピードもある。しかし、出場していた選手たちの中で、ひとりだけ感性の違うプレーをし続ける選手がいると感じた。エンフレンテ熊本の背番号14、有川貴巳弥くん。11でも、チームとしても駆け引きを楽しんで欲しいと常々思っているが、有川くんは他の選手と異なり、ボールを自ら浮かして相手を抜くプレーが何度も見られた。決して、成功率が高い訳ではなかったが、発想とチャレンジが面白く、際立って見えた。勿論、チャンスがあれば強烈なゴールも決めていた。しかし、気に入った点は、考えることを実践していたことにある。

 エンフレンテ熊本の鶴田文彦監督と有川くんと、少しだけ話をする機会を持てた。鶴田監督は若いながら、選手の自主性、自由なプレーを阻害することなく指導していて、高校生の選手たちとの距離感が極めて近いと感じた。このことが、有川くんの少しだけかもしれないけれど奔放にフットサルを楽しむ雰囲気を作り出していたように感じた。他の参加チームも同様にフットサルを楽しんでいると感じても、有川くんが意外性のあるアクションをしてくれて楽しく観戦できた理由のひとつであると恣意的に感じてしまった。

 帰宅して、ヤングなでしこの韓国戦をテレビ観戦した。やはり、小柄な背番号14の柴田華絵選手のパフォーマンスを楽しませてもらった。考える能力があって、駆け引きのできる選手のひとりであると感じた。柴田選手のスピードやテクニックも素晴らしいが、瞬時の判断力の正確さと決定力に楽しませてもらった。

 田中陽子選手が、左右両足でのFKで得点を決めたことが大きな話題を集めた。多くの人々が、田中陽子選手の能力の高さに驚いたとの報道が多々あった。今まで、左右両足でのFKの得点を初めて観たと。実は、僕がヴェルディ在籍時代、苦労して契約した選手で1994年のJリーグMVPになったペレイラがいた。ペレイラは、僕が浦和レッズに移った後、国立のレッズ戦で田中陽子選手と同様に左と右でFKを見事に決めた。

 昨今、1試合での左右両足でのFKの得点を挙げた選手が、ペレイラ、田中選手以外に、もうひとりいたことを友人のフリーランスの下薗昌記氏から、ガンバ大阪時代に磯貝弘光氏も成し遂げていることを知った。僕は関東で活動をしていたので、磯貝氏のこのような得点は観ていない。

 ここで取り上げた選手に共通することは、いくつもある。ふたつだけは、大きな興味は抱いている。特異な発想力とチャレンジすること、そして、左右両足でボールを扱えるということである。当然のことではあるが、左右両足で同じ高いしベルのテクニックを持っている点は、別である。香川真司らも同様、日本サッカーの今後が楽しみになってきた。

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