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<南アW杯>日本、29日にパラグアイと対戦 決勝T

2010/06/25(金)

【ルステンブルク(南アフリカ)江連能弘】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、1次リーグE組の日本は24日夜(日本時間25日早朝)、当地のロイヤルバフォケング競技場でデンマークを3-1で破ってE組2位を守り、02年日韓大会以来、2大会ぶり2回目の決勝トーナメント進出を決めた。

 ともに1勝1敗の勝ち点3で迎えた最終第3戦。得失点差で優位に立ち、勝つか引き分けで1次リーグを突破できる日本は、前半17分に本田圭佑(CSKAモスクワ)が右から直接FKを決めて先制した。本田は今大会2得点目。前半30分には遠藤保仁(ガンバ大阪)が正面からの直接FKを決めてリードを広げた。後半36分に1点を失ったが、終了直前にDFを引きつけた本田のパスから途中出場の岡崎慎司(清水エスパルス)が押し込んで勝利を決定づけた。W杯は4大会連続4回目出場の日本が、1試合3得点したのは13試合目で初めて。通算成績は4勝2分け7敗となった。

 国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングは日本の45位に対し、デンマークは36位。日本は1次リーグ2勝1敗で勝ち点を6に伸ばし、自国開催以外のW杯では初の16強入りを成し遂げた。カメルーンを2-1で降した3連勝のオランダがE組1位となった。

 日本は29日午後4時(日本時間午後11時)からF組1位のパラグアイと、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で決勝トーナメント1回戦を行い、初めてのベスト8入りに挑戦する。

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